看護研究にてテーマの決定、文献検索、文献検討、研究計画書の作成まで終わったら次に行うのはデータの収集・集めたデータの分析です。データの収集方法には対象者へのインタビューやアンケートがあります。どんな方法でデータを集め、どう分析するかについての大まかな形のことを「研究デザイン」と言います。研究デザインにおいて大事なことは「何を知りたいか」を探ることで「質的研究」と「量的研究」の2種類があります。「質的研究」は対象者へのインタビュー当てはまります。「量的研究」では数的データを分析します。主に質問紙（アンケート用紙）を配布し回答を集めます。自身の看護研究テーマによって、どんなテーマが必要かは自動的に決まって来るので、質的研究か量的研究かどちらか最適な方法にてデータの収集を行います。インタビュー方式では事前の準備が必要です。質問する項目、順番を前もって決めておきましょう。必ず全員に聞かなければならないことが漏れないように気をつけましょう。そして、インタビューで大事なことは回答を誘導してはいけないということです。アンケートのコツは記述式ではなく選択式にするなどの工夫で回答者の負担も少なくて済みます。質問は簡潔にわかりやすくまとめることが大事です。そして、インタビューと同様、誘導するような聞き方にならないように気をつけましょう。こうして得られたデータを整理し分析、統計などを行えば看護研究は終了です。